iサイクル注文とは?
iサイクル注文とは、24時間相場に従いながら自動で取引を行います。シンプルな設定方法で、初心者にもおすすめのFX自動売買システムです。
あらかじめ設定した変動幅で、相場の上昇・下落に合わせて自動発注を行います。この発注のやり方のことを、IFDONE+OCO注文といいます。
IFDONE+OCO注文とは、まず、何円で売る(買う)のかを設定します。そして、いくらで利益を確定させるのか、また、いくらで損切りをするのかを決めます。
これが裁量トレードだと、「もう少し待てば、相場が逆に動くはず」などと思ってしまい、なかなか損切りできずに、しまいにはロスカットになってしまうということも起こりえます。
iサイクル注文の使い方
iサイクル注文の使い方は、とても簡単です。
まずは口座開設から
まず、iサイクル注文をはじめるには、外為オンラインの口座を開設する必要があります。
外為オンラインの口座開設は、入力フォームに必要情報を記入し、本人確認書類をアップロードすると完了します。
3〜5営業日ほどで登録した住所あてに、ログインIDとパスワードが記載された書類が簡易書留で送られてきます。そのログインIDとパスワードを入力すると、iサイクル注文をはじめとする外為オンラインのFXが開始できます。
もし口座開設について分からないことがあれば、外為オンラインのカスタマーサポートに問い合わせてみるとよいでしょう。
iサイクル注文には3種類の注文方式がある
iサイクル注文には、
- ランキング方式
- マトリクス方式
- ボラティリティ方式
という3つの注文方式があります。ここでは、それぞれの注文方式について詳しく見ていきましょう。
ランキング方式
まず、ランキング方式では、外為オンラインのシミュレーションにおいて、高い利益を獲得している注文内容が1位から、順番にリストアップされています。
そのランキングの中から、自分の資金や好みに応じて注文内容を選ぶだけ、というとてもシンプルなやり方なのがランキング方式です。
こちらがiサイクル注文のランキング方式の画面です。
高い利益を獲得できるのは、英ポンド/円(GBP/JPY)であるとされており、ランキングではこの通過ペアが1位、2位を独占していました。
マトリクス方式
次に、マトリクス方式とは、iサイクル注文の投資戦略を活用しながら注文をすることができるやり方です。
マトリクス方式では、縦軸が想定変動幅(レンジ)、横軸が注文間隔(pips)を表しているリストを見ることができます。
基本的な事柄になりますが、1pipsは米ドル/円やユーロ/円などほとんどの通貨ペアで、0.01円となっています。
例えば、10pipsの値動きがあれば、0.1円(10銭)為替が動いたということになります。
という人のために説明をすると、レンジとは「範囲」という意味で、上限と下限が決まっている状態を表しています。
史上最高値と最低値のあいだを上ったり下がったりしているのですから、「為替相場自体が大きなレンジである」ということもできるでしょう。
実際のマトリクス方式の画面です。
青色の部分が自分の資産で注文することができる範囲を表しています。この青色の枠をクリックすると、そのまま注文をすることができます。
私の資産の範囲ではもちろん注文することはできませんが、このマトリクス方式のリストの中で、最もリスクが高いのは、注文間隔が10、想定変動幅が500でした。
iサイクル注文をスタートしたばかりの頃は、
ということが簡単には分からないかもしれません。
よほどの大金持ちでないかぎりは、一般的にはリストの左側ほど青色の項目が少なくなり、右側ほど青色の項目が多くなっています。
ボラティリティ方式
それでは、3つの注文方式のうち、最後に紹介するボラティリティ方式について見ていきましょう。
ボラティリティ方式では、
- 売り/買いの選択
- 過去の変動幅(値動き)
- 対象資産を設定する
という3ステップではじめることができます。
この注文方式も、とてもシンプルです。
FXの自動売買の中には、経験者向けを謳っているシステムもあり、トレードをするのにある程度の知識を要するものも存在していますが、外為オンラインのiサイクル注文には、複雑な操作方法がほとんどありません。
なので、FX初心者はiサイクル注文での自動売買から、はじめてみるとよいということができるのです。
バーチャルトレードで使い方を覚える
また、リアルトレードの口座を開設する前に、バーチャルトレードで感覚を掴むこともできます。
デモ口座は名前(ニックネームでも可)とメールアドレスを入力するだけで、すぐに開設し、デモ取引を行うことができるようになります。
外為オンラインはデモ口座のサービスが大変充実しており、デモ専用のスマホアプリでは本番さながらの取引が体験できます。
本番と同じように注文できるバーチャルトレードは、使い方を覚えるためにぜひ利用したよいでしょう。
バーチャルトレードで見ることができるチャートです。非常に見やすい作りになっています。
デモ口座の開設はもちろん無料です。また、デモ口座で感覚を掴んで、本番用口座を開設するようになった場合でも、口座開設に関する費用は一切かかりません。
設定方法
では、ここからiサイクル注文の実際の設定方法を見ていきましょう。
本番用口座を作ることになったら、
- L25Rコース
- L25コース
- L25Rminiコース
- L25miniコース
の4種類の中から1つ選択するようになります。似たような名前ですが、内容は全く異なるので注意が必要です。
L25Rコース
L25Rコースでは、取引単位は10,000通貨からであり、ロスカット値は取引証拠金×100%、そして証拠金判定は随時となります。
L25コース
L25コースでは、取引単位はL25Rコースと同じく10,000通貨からですが、ロスカット値は取引証拠金×20%であり、証拠金は1日に1回です。
L25Rminiコース
L25Rminiコースでは、名前にミニと付くだけあって、取引通貨は1,000通貨からです。
つまり、最低4,000円あれば取引ができる、ということです。ロスカット値は取引証拠金×100%であり、証拠金判定は随時となります。
L25miniコース
L25miniコースも取引通貨は1,000通貨からなので4,000円から取引をすることができますが、ロスカット値は取引証拠金×20%であり、証拠金判定は1日に1回となっています。
証拠金判定が1日1回のコースを選んだ場合、米国標準時間適用期間中であれば、日本時間午前6時45分に、米国サマータイム適用期間中であれば日本時間午前5時45分に行われます。
もし、朝の証拠金判定時刻に、 資金が取引証拠金を下回っていたら、強制決済される仕組みになっているのです。
逆を言えば、証拠金判定時刻までに資金を足しておくことができれば、強制決済されることはありません。
これには、一長一短あり、証拠金判定が1日に1回であれば、朝までに資金を足すことで強制決済されることなく、含み損が増えてしまっていても、何とか持ちこたえることができるといえるでしょう。
しかし、その分「まだ何とかなるのではないか…」などと思っているうちに、正確な判断ができなくなり、さらに含み損が膨らんでしまうということも起こるかもしれません。
- L25Rコース、L25コースは、40,000円から取引を始めることができます。
- L25Rminiコース、L25miniコースは4,000円から取引を始めることができます。
そのうえで、リスク管理を徹底させたい人はL25Rminiコース、証拠金管理がしっかりとできる自信がある人はL25miniコースを選択すればよいのではないでしょうか。
ちなみに、外為オンラインのFX自動売買についてを書いている個人のブログの中には、「口座開設時、最初に設定したコースを変更することはできない」という内容の記事を書いているものがありますが、
外為オンラインに直接問い合わせてみました。
個人のブログ等の情報を鵜呑みにするのではなく、サービスの提供元に問い合わせてみることで、確かな情報を得ることができます。
外為オンラインなら、月曜から金曜の9:00〜17:00までであれば、フリーダイヤルですぐに問い合わせることができるので安心です。
検証
iサイクル注文が儲かるのか、実際に検証してみました。
実は、この運用結果は注文をしてからは何もしていません。通貨として、いちばん馴染みのある米ドル/円で注文をして、文字通りほったらかしにしていました。
と思っている人には、ガッカリさせてしまう運用結果かもしれません。しかし、ハイリターンを狙うという場合は、それなりにハイリスクになるのです。
今回のiサイクル注文では、ただ米ドル/円を選んで後は、ほったらかしにしていただけでした。
けれども、日中仕事に専念しているときや夜に寝ているときも、iサイクル注文で資産を増やせるというのはなかなか良いものです。
何もしないで5,960円が手に入れば、ちょっと贅沢なランチを楽しんだり、観たかった映画を観ることもできます。
「お小遣い稼ぎにiサイクル注文で取引をする」というのは、子どもの世話や家事で忙しい主婦の人にもおすすめです。
評判
外為オンラインのiサイクル 注文ミニをユーロ円で検証、99日目 https://t.co/fZaxUNdRSm pic.twitter.com/2EIcN8LqqH
— ラッコ(ファイナンシャルプランナー) (@fpyakusyu1019) September 26, 2018
外為オンラインのiサイクル注文は、特にFX自動売買の初心者からの評判が良いです。
ランキング方式、マトリクス方式、ボラティリティ方式の3つの注文方式は、非常に分かりやすく、初心者にありがちな「自分の資産ではどの程度までの取引ができるのか、分からなくなってしまう」ということがまず起こりません。
きっと、iサイクル注文の使いやすさをより実感することができるはずです。
iサイクル注文は初心者に優しいFX自動売買
FXの自動売買システムは様々な業者が提供していますが、その中でもiサイクル注文は、初心者トレーダーに優しいシステムであるということができます。
自動売買システムの中には、高度な設定を要するものもあります。しかし、iサイクル注文には、そのような設定をする必要は一切ありません。
50万口座開設の外為オンライン
iサイクル注文を提供している外為オンラインは、外国為替証拠金取引の金融先物取引業者です。
50万口座開設という人気を誇っています。
また、外為オンラインの固有財産と顧客から預かった資金は明確に区分し、信託銀行に信託する「信託保全スキーム」を導入しているので、安心です。
攻略法
ここでは、iサイクル注文の攻略法を丁寧に解説していきます。
また、外為オンラインにはサイクル2というFXの自動売買システムもあります。
「また、どちらのほうがより高い利益を出すことができるのでしょうか?」
iサイクル注文
iサイクル注文は、ここまで解説してきた通り、初心者に優しいFXの自動売買システムです。
3つの注文方式から注文の仕方をひとつ選び、基本的に後は何もする必要はありません。
稼働状況照会も、アプリのメニュー画面から簡単に行うことができます。
アプリのiサイクル注文のメニュー画面です。
次に説明するサイクル2も、この画面から取引に進むことができます。
サイクル2とは?
サイクル2とは、2017年12月まで外為オンラインが提供していたサイクル注文というサービスのバージョンアップ版です。
サイクル2では、指値注文によるトリガー型の約定処理でなく、アルゴリズムによって、ダイナミクスに約定処理されるようになっています。
感覚的に取引ができるiサイクル注文と比べると難易度が上がります。
これがサイクル2の注文画面です。
- 通貨ペア
- ボラティリティ参考期間
- 想定変動幅
- ポジション方向
- 対象資産
を入力します。
レートは自分自身で設定することができます。
ここまで見ていくと、iサイクル注文と比べて注文するのに、少し手間がかかるということが分かります。
まとめ
iサイクル注文もサイクル2も操作性が高く、FXの自動売買システムとしては、大変優れているということができます。
何か不安なことがあれば、外為オンラインに電話で問い合わせてみることができます。
また、一度設定してしまえば、特に何もする必要がないので、自分の時間を大切にすることができます。